人工言語の作り方
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このページでは「人工言語の作り方」の要約を掲載しています。
- 風土
- 地球のどこかを参照してもよいが、人工の場合はある程度細かく作っておく。
- 文化
- こちらも借り物でよいが、人工の場合は言語と平行して補完する。
- 音素
- upsidなどを参考に、p, t, k など人間がよく使う音を選ぶ。
- アクセント
- 拘束だと覚えやすくなる反面、同音異義語を区別できない。
逆に、自由だと同音異義語を区別できる反面、拘束より覚えにくくなる。一長一短。 - 声調
- 音節数を最小限に節約できるかわりに、外来語の音訳がしづらくなる。
- 音節構造
- CV(子音+母音)だけでは少なく、特に外来語などの音訳に困るので、
CVCを中心に考えるとよい。 - 文字
- 一長一短であるが、特に「話す」を考慮した場合、表音文字のほうが断然よい。
なお、表音・表意に関わらず、スペーシング(語と語の間に空白を入れる)があるとより分かりやすくなる。 - 文法
- 多人数の使用を考慮するのであれば、語順は話者が一番多いSVOか、言語数で一番多いSOVにしたほうがよい。
形態としては、活用・曲用はなるべく避けたほうがよい。
膠着語か孤立語、あるいはこれらの混合形態が実用的。 - 数
- 普段は文脈に依存させ、はっきりさせたいときにつけると便利である。
- テンス(時制)
- 現在・過去・未来を基本として備える。
接辞では初心者にはかえって分かりにくくなってしまうことがあり、
学習の便宜をはかるのであれば、副詞で表したほうが便利である。 - アスペクト(相)
- 完了と未完了の区別ができれば、その他は作者の好みでよい(ただし、言語として無理のないものに限る)。
- 品詞
- 多いと文が煩雑になり、逆に少ないと冗長になりやすい。バランスが肝要。
- 語彙
-
- 自然言語から取り入れる。
- 音象徴から語を数百ほど作り、それを基にほかの語を増やす。
*この場合、聞き取りやすくするために適度に語形をずらす。 - 接辞や基本語彙を駆使し、新たに覚えるための語彙数をできる限り減らす。
- 身の回りのものを表せるほどになったら辞書ソフトを使い、語法やコロケーションを整備する。
- 色んなジャンル・作家の文章を翻訳し、辞書を充実させる。
- 自分で執筆し、仲間がいれば会話も練習。専門用語、成句、インネーション、ジェスチャーなども作ればひとまず完成。
- 発表
- 人の力を借りたい場合は、翻訳段階でサイトを作って公開してもよい。
- ツール
- LangMaker
- レトルト人工言語のソフト層ユーザーに。
- Lengo
- 単語のデータベースをグラフィカルに作れる。
- PDIC
- 自言語の文字を搭載したフォントを表示できる。
単語はほぼ無限に登録でき、検索機能も充実。英和を作れば和英は不要。 - TTEDIT
- 自言語の文字を作るのにお勧め。true type のフォントが作れ、既存の文字に組み込める。
- Microsoft Keyboard Layout Creator
- 自言語の文字用にキーボードレイアウトを作れる。
- Ergodex社の"DX1 Input System"
- 平らな板が置いてあり、そこに好きな配列でキーを並べられる。
text by suehiro
